「食はいのち」というテーマでお茶の水の湯島聖堂に佐藤初女さんの講演会に行ってきました。
佐藤初女さん…ぜひお会いしてみたかった方でした。
ガイアシンフォニー・初女さん編の上映の後に、舞台に現れた初女さんは、歳を重ねられた姿でしたが、そのたたずまいは、そこにいるだけで人の心の源泉にふれるような何かがありました。
キャベツの炒め物の話から始まった初女さんの講演は、一切むずかしい言葉を使うことなく、いのちと食べることについて淡々と話す初女さんの言葉に私は何度も「はっ」とさせられるのです。
食べ物には多少気を使ってきたと思っていたけど、
他の生き物の命をいただくことで、体はその命は自分の中からわき出てくる生ようとするエネルギー、働こうとするエネルギーに変えていくんだということを体で感じました。
「野菜は命の移し替えの時期が透明の時、それがおいしい時、生きる力が生じるとき」
「間違った食事は、おなかは満たされているけど、心が満たされてない」
「正しい食事は体が強くなる、心が満たされる…そうるすと自然によく生きる、働く気持ちがわいてくる」
初女さんの心から届いた言葉は私の心に響きつづけています。
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