会うたびに元気をもらうノッコさんの話しです。
「87才のときはね、何だかすっきりしなかったの。
でも、88才になったらね、勇気がわいてくるというか、何かパリッとしたのよね。
私はね、もう親も家族もいなくなって、今は1人で住んでいるんだけれど、結局、自分を明るくするのも暗くするのも自分次第なのよね。
そりゃぁ、私だって落ち込むこともあるのよ。
でもね、そういうときは「がんばれ、がんばれ、がんばれ、ノッコ」って自分を励ますのよ。」
といってニコッと笑ってくれたノッコさん。
人はいくつになっても自分の心に栄養を与え続けることができる強さと優しさを持っている。
88才の今を生きている人の言葉は私の心に感動と勇気を与えてくれました。